VB6コンパイルヘルパー Ver 1.10 取扱説明書
【著 作】 Copyright(C) 2005
paopao
【動作確認環境】 Windows XP, 2000
●VB6コンパイルヘルパーの概要
VB6をコマンドライン起動してVB6プロジェクトをコンパイルするツールです。
コンパイル対象フォルダを指定すると、そのフォルダ及び1つ下のフォルダからVBPを探索しリストアップします。依存ソースとEXEのタイムスタンプを比較してコンパイル候補を列挙したり、対象を自分で選択する事もできます。
●インストール方法
アーカイブを適当なフォルダに解凍してください。 VB6がインストールされていることを前提にしているので、ランタイムは同梱していません。
●アンインストール方法
解凍したフォルダごと、削除して下さい。 レジストリのゴミが気になる方は「HKEY_CURRENT_USER\Software\VB and VBA Program Settings\VBcp」を削除して下さい。
●使用許諾
VB6コンパイルヘルパーはフリー・ソフトウエアです。個人使用、業務使用に関わらず自由に 使用してかまいません。
VB6コンパイルヘルパーの動作に必要なファイルが含まれた形であれば、自由に複製し、頒布してかまいません。
本ソフトウエアに対しては、いかなる保証も行ないません。
●リファレンス
画面要素
操作手順
■画面要素
(1)VB6.EXEへのパスを指定します。
(2)コンパイル後に作成するEXEファイルの保存先フォルダを指定します。
(3)VBPファイルを探す対象フォルダを指定します。
(4)見つかったVBPが一覧表示されます。
(5)コンパイル対象から除外したVBPが一覧表示されます。
(6)コンパイルを開始すると状況が表示されます。
(7)コンパイル中に、はさむ停止時間を秒数で指定します。
■操作手順
VB6.EXEのパス
VB6.EXEのパスを指定します。初回起動時にレジストリからVB6.EXEの所在取得を試みます。必須項目です。
EXE出力先
「VBPから取得」がON(デフォルト)の場合、それぞれのプロジェクトファイルで設定されている フォルダにEXEファイルを作成します。
「VBPから取得」がOFFの場合、全てのEXEファイルがテキストボックスで指定したフォルダに作成 されます。
コンパイル対象フォルダ
コンパイル対象のVBPを含むフォルダをテキストボックスに指定します。指定したフォルダ内のVBPと、 その1つ下のサブフォルダ内のVBPが対象となります。
「VBPから依存情報を取得し、対象を自動決定」がON(デフォルト)の場合、EXEとソース(FRM,BAS等)の タイムスタンプを比較し、EXEが古い場合にコンパイル対象リストボックスに追加します。
「対象サブフォルダを属性で指定する」がONの場合、タイムスタンプの新旧は無視されますが、 サブフォルダの属性(読取専用、システム、隠し)とチェックボックスの状態と一致したものだけが、 対象となります。あらかじめコンパイル対象がわかっている場合に、ファイラー等でフォルダ属性を 変えておくと簡単に対象を絞り込めます。
コンパイル対象リスト
「コンパイル対象フォルダ」で指定したフォルダ内のVBPが一覧表示されます。
除外スタック
「コンパイル対象リスト」に表示されたVBPから除外した候補が一覧表示されます。
コンパイル状況
コンパイルを開始するとコンパイル状況、コンパイルステータス等が表示されます。
インターバル
複数のプロジェクトをコンパイルする時、間にはさむ一時停止時間を指定します。
おいらのノートパソコンは連続でガンガンコンパイルするとCPUが熱暴走してしまうので、その回避策です。