pLaunch Ver 1.2 取扱説明書
【著 作】 Copyright(C) 2005 paopao
【動作確認環境】 Windows XP, 2000
●pLaunchの概要
- ツリー+リスト、2ペインのシンプルランチャー
- 受託システムの簡易メニューに最適
- 簡易的なセキュリティ機能(ユーザログイン、実行権限設定)
- ランチャのウィンドウキャプション、アイコン、タイトル等カスタマイズ可能
●インストール方法
-
アーカイブを解凍し、setuppLaunch12.exeを実行して下さい。
●アンインストール方法
-
コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」で削除して下さい。
●使用許諾
- pLaunchはフリー・ソフトウエアです。個人使用、業務使用に関わらず自由に 使用してかまいません。
- pLaunchの動作に必要なファイルが含まれた形であれば、自由に複製し、頒布してかまいません。
- 本ソフトウエアに対しては、いかなる保証も行ないません。
●ファイル構成
- pLaunch.exe・・・pLaunchプログラム
- pLaunch.ini・・・カスタマイズ状態を記録
- pLaunch.mdb・・・メニュー項目、ユーザ情報、メニュー画面状態を記録
●はじめに
-
pLaunchセットアップ時はメンテナンスモードになっています。メンテナンスモードでpLaunchのカスタマイズ、ユーザ登録、メニュー項目の編集等を行います。
※メンテナンスモードと通常モードの切り替えはpLaunch.iniの
[System]
Maintenance=1
をMaintenance=0に変更します。
●簡単な使い方
- pLaunchを起動し左側ツリービューのルートノード「pLaunch」を右クリック。
- ポップアップメニューの「子ノードを追加(C)」を選択。
- ダイアログボックスのキャプション項目に適当に名称を入力し、OKをクリック。
- 右側リストビューにエクスプローラーからファイルをドラッグしてドロップ。
- pLaunchを終了し、pLaunch.iniをメモ帳等で開きMaintenance=0に変更して保存。
●実行権限の考え方について
-
ユーザマスタテーブルに「ユーザグループ」項目を登録します。
実行権限テーブルに「ユーザグループ」、「処理グループ」項目を登録します。
各メニュー項目には「処理グループ」項目を登録します。
ログインしたユーザがメニュー項目を起動できる条件は次のいずれかの場合です。
- そのユーザの「ユーザグループ」が未設定(全てのメニュー項目を実行可能)
- メニュー項目の「処理グループ」項目が未設定(全てのユーザが実行可能)
- 実行権限テーブルにそのユーザの「ユーザグループ」、そのメニュー項目の「処理グループ」を持つレコードが存在する
具体的には、まず、メンテナンスモードでメニューから
「メンテナンス(M)−システム(S)」と辿り
「要ログイン」チェックボックスをオンにします。
「メンテナンス(M)−ユーザマスタ(U)」でユーザを登録します。
ユーザ名 |
パスワード |
ユーザグループ |
Aさん |
A |
Admins |
Bさん |
B |
Users |
Cさん |
|
|
※この場合Cさんはパスワード無しでログインでき、全メニュー項目を実行可能
「メンテナンス(M)−実行権限(G)」でユーザグループと処理グループを登録します。
ユーザグループ |
処理グループ |
Admins |
マスタメンテ |
Admins |
入力 |
Users |
表示 |
※この場合Aさんは「マスタメンテ」、「入力」処理を実行でき、
Bさんは「表示」処理を実行できます。
●制限事項
- ツリーのノードは4階層までです。
- 1つのノードに99個のノードまたはリストを保持できます。
●メニュー記述項目について
- 分類1〜5
自動的につけられる連番です。変更不可。
- 項目区分
ノード、リストの区分です。これもシステムが自動設定します。変更不可。
- キャプション
ノード及びリストに表示されるキャプションです。
- 起動プログラム
起動プログラムまたはファイルです。ノード項目では無効です。
- 引数
起動プログラムの引数です。ノード項目では無効です。
- 処理グループ
実行権限テーブルで登録した「処理グループ」です。ノード項目では無効です。
入力しなければ誰でも実行できることになります。
- 説明
項目の説明です。ステータスバーとリストビューに表示されます。
- アイコン
ファイルのアイコンを別のアイコンファイルで置き換える場合に指定します。
- 無効
チェックすると通常モードでは非表示になります。
●その他
- 起動引数にiniファイルを指定することができます。
※通常はpLaunch.exeと同一フォルダのpLaunch.iniを使用します。
- 「メンテナンス(M)-DB最適化(O)」を行うとMDBファイルを修復最適化します。
- ユーザメンテナンスで行番号を右クリックすると行削除できます。